「そこまで知らなくて良いですよ」
私が、受付として勤務当初に言われた言葉です。
この言葉を受けて、「そうか！ラッキー！」と思うか、疎外感によってモチベーションが下がるか…
人にはそれぞれの価値観があり、様々な感じ方をするので一概には言えませんが、
私は後者＋くっそー！と思う負けず嫌いでした（笑）
負けず嫌いでDrの考えが分かるようになってやる！と思って勉強する人は稀かもしれませんが、
稀な人材を気づかない間に逃してしまっているかもしれません。
ところで皆さん、離職の理由上位をご存知ですか？
2019年にエン・ジャパン株式会社が運営する日本最大級の総合転職支援サービス『エン転職』上で、
ユーザーを対象に「退職のきっかけ」についてアンケートを実施した回答によると、
トップ3は
「やりがい・達成感を感じない」（41％）
「給与が低かった」（41％）
「企業の将来性に不安を感じた」（36％）
ということです。
「やりがいの欠如」や「成長感の低下」の原因は、ズバリ教育不足です。
やりがいを求めて入社したのに、単純な雑務ばかりでモチベーションが低下、
仕事を続けることでどのように成長できるのかというキャリアが見えにくいと、
将来に希望が持てず、離職を決意することに繋がるのです。
この職場では自分の成長が見込めないと気づいたら、他院もしくは他業界でスキルアップしたいと思われてしまいます。
やり甲斐は自分で見つけろと言われればそれまでですが、現代はESが重要です。
これは、何も福利厚生や待遇を良くするということだけではありません。
スキルアップ支援もES向上の一つです。
その医院に入社したのであれば、育成をしなければなりません。
教育が人を作ります。
ESの向上によって、生産性も上がり、人材も定着し、患者満足度の向上に繋がります。
Drが学術のアップデートをしても、現場を切り盛りするのはスタッフです。
Drと同等にとは言わずとも、Drに合わせてスタッフも歯科医療従事者のプロとして知識を身につける必要があると思います。
しかし、特に歯科助手や受付スタッフは、臨床教育を受ける場がほとんどありません。
TC educationでは、TCのみならず歯科助手や受付スタッフの臨床教育、仕事観教育のサポートも担っています。
そして志の高いスタッフの方々のキャリアパスの一つとして、TCという役割が広がり、歯科業界が活性化するのを願います。
トリートメントコーディネーター 長田 弘美
学習する効果
①自費治療の契約額が上がった
事例：月単位での最高契約額
②スタッフの離職率が減った
事例：導入前…離職率87.5% 導入後…離職率11.1%
③院内のチームワークが良くなった